小林市立東方中学校

第45回特別研究指定校

研究課題

確かな学力を身に付けた生徒の育成
~主体的・対話的で深い学びにおけるICTの活用を通して~

小林市立東方中学校の研究課題に関する内容

都道府県 学校 宮崎県 小林市立東方中学校
アドバイザー 吉崎 静夫 横浜国立大学 客員教授
研究テーマ 確かな学力を身に付けた生徒の育成
~主体的・対話的で深い学びにおけるICTの活用を通して~
目的 ICTを活用し、効果的に主体的・対話的で深い学びを生む授業を行う中で、生徒の思考力・判断力・表現力と情報活用能力の育成及び向上を図る。
現状と課題

●現状について

 校内の学習環境に関しては、東方中学校は小林市のICT教育推 進校として、平成29年9月にタブレットPCが22台導入された。また、タブレットPC以外のICT環境(電子黒板、校内無線LAN設備、授業支援ソフトなど)も充実している。このような環境の中、生徒たちは校内のどこにでもタブレットPCを持ち運びながら学習活動を行うことができるようになっており、授業だけでなく、生徒会活動や各種行事の準備・運営などにも活用している。
 生徒の学力に関しては、各種調査による生徒の学力を分析すると、全体的に2極化の傾向にあり、特別支援を必要とする生徒が数名いる。
 教師の指導力に関しては、「主体的・対話的で深い学び」についての共通理解がまだできておらず、ICTリテラシーについても差がある状況である。

●課題について

 現状を踏まえ、取り組むべき課題は、東方中学校における「確かな学力」と「主体的・対話的で深い学び」の定義を明確にし、全職員の共通理解を図ったうえで、授業改善を行っていくことである。また、これらのことと併せて、「主体的・対話的で深い学びを生む授業・単元構成」を効果的に実践できるようICTの活用を行っていきたい。

学校情報化の現状 校内無線LANが整備されており、タブレットPC22台を用いて、1学級全員が授業を行うことができる。
取り組み内容
  • ①東方中学校における「確かな学力」の定義を明確にし、全職員の共通理解を図る。
  • ②東方中学校における「主体的・対話的で深い学び」の定義を明確にし、全職員の共通理解を図る。
  • ③東方中学校における「確かな学力」の定義と「主体的・対話的で深い学び」の定義を基に、各種学力調査の結果を分析したり、アンケート調査を行ったりして、生徒の実態を把握する。
  • ④東方中学校における「主体的・対話的で深い学び」の定義を基に、各教科における「主体的・対話的で深い学び」を生む授業構成や単元構成を構築する。
  • ⑤各教科等における「主体的・対話的で深い学び」を生む授業を効果的に行うために、ICT機器や環境、各種ソフトウエアやコンテンツをどのように活用できるか整理する。
  • ⑥教師のICTリテラシーを高めるための研修会を計画的に実施する。
  • ⑦①~⑥の取組を踏まえながら、全職員で授業改善に取り組めるよう計画的に授業研究会を行う。
  • ⑧研究実践の成果や課題を他校に紹介・伝達できるよう、授業公開を行う。
成果目標
  • ①東方中学校における「確かな学力」の定義を基に生徒の学力を向上させる。
  • ②東方中学校における「確かな学力」の定義を基に、各教科における主体的・対話的で深い学びを生む授業や単元構成を構築し、各教科の授業改善や教師の指導力向上を図る。
  • ③各教科の主体的対話的で深い学びを生む授業や単元の学習を効果的に行うためのICTの活用法を整理し、各教科の授業改善のポイントを明確にする。
  • ④各教科、特別活動、各種行事、生徒会活動等における情報活用能力指導の体系表を構築し、系統的、計画的な指導を実践し、生徒の情報活用能力を向上させる。
  • ⑤教師のICTリテラシーを向上させる。
  • ⑥校内授業研究会を数多く行い、各教師の授業力を向上させる。
  • ⑦教育委員会と連携して授業公開を行ったり、ホームページで研究実践を紹介したりすることで、研究の成果や課題を他校に紹介・伝達する。
助成金の使途 タブレットPC・専用ペン、タブレットPC用キーボード兼カバー、授業支援ソフト、旅費、印刷費他
研究代表者 山口 博英
研究指定期間 2019年度~2020年度
学校HP https://cms.miyazaki-c.ed.jp/4406/htdocs/
公開研究会の予定 2019年度は、11月に小林市教育委員会と連携して、授業研究会を実施する予定である。2020年度は県内・県外に広く呼びかけて、12月に公開研究会を実施する予定である。