ご挨拶

理事長ご挨拶

「未来を作る想像力と豊かな人間性」を育む

小野 元之 公益財団法人パナソニック教育財団 理事長

 私たちの財団は、「価値創造による社会貢献」を使命とした松下精神を基本として、1973年に視聴覚教育の振興を目的として設立され、以後40年以上にわたり、学校教育の情報化を推進するための実践研究・助成活動に取り組んできました。
 グローバル化の進む今日、パソコンやタブレットなどの普及はめざましく、学校現場におけるICT(情報技術)を活用した教育はますます重要となっています。また、新しい時代に向けた教育課程の改訂に向けて、英語教育の充実やアクティブ・ラーニングの重要性が議論されており、これらに伴うデジタル教材の開発が求められるなど、時代は大きく動いています。
教育現場においても、タブレット端末を1人1台活用した新しい授業スタイルの実践研究が始まっており、これからの時代、子どもたちは、情報技術(ICT)をフルに活用し、これからの社会生活を、より主体的に生きていくための新たな能力が期待されています。
 一方、私たちの財団では、約10年前から、現代の様々な社会現象から浮かび上がる日本人のこころの問題に対応すべく、「こころを育む総合フォーラム」を立ち上げ、日本を代表する有識者による熱心な討議の末、2007年「こころを育むフォーラムからの提言」を公表致しました。そして、翌年からは、全国運動として、この提言内容を具現化するために、家庭・学校・地域・企業を意識し、全国のこころを育む活動を実践している方々と交流し、「こころを育む」取り組みを広げていく活動を行っています。
 これまで当財団が築き上げてきた、学校現場での多くの研究成果や、広く教育分野で活躍する方々との絆を大切にし、子どもたちの「未来をつくる創造力と豊かな人間性」を育む活動について、従来にも増して努力してまいりたいと存じます。
今後とも、変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

理事長プロフィール

1944年 岡山県生まれ
1968年
  • 京都大学法学部卒業後、文部省入省
  • 北九州市教育委員会教育長、文化庁次長を経て、
    文部事務次官及び文部科学事務次官を務める
2003年2月~2011年9月
  • 日本学術振興会理事長
2012年4月
  • 城西大学理事・大学院センター長
2015年6月
  • パナソニック教育財団理事長