大阪市立新巽中学校

第45回特別研究指定校

研究課題

アダプティブ・ラーニングを地盤とした21世紀スキルとESD教育の推進
~全生徒を全教員で見守り、自己実現を可能にするICTとAIの効果的な活用~

大阪市立新巽中学校の研究課題に関する内容

都道府県 学校 大阪府 大阪市立新巽中学校
アドバイザー 寺嶋 浩介 大阪教育大学 准教授
研究テーマ アダプティブ・ラーニングを地盤とした21世紀スキルとESD教育の推進
~全生徒を全教員で見守り、自己実現を可能にするICTとAIの効果的な活用~
目的 不登校生徒や特別支援学級など、環境が異なる全ての生徒たちに対して「個」に適した学力向上の手立ての仕組みを提案する。
定期テストを廃止し、単元テストと実力テストにすることで、個のできる、できないをより明確に見える化を図る。
PBL型学習を実践し、本校で定めたコンピテンシーを深め、生徒・教師双方向の“目指す生徒像”を確立する。
現状と課題
  • タテ持ち型編成、複数担任制を導入し、「すべての生徒を全教員で見守る」仕組みはある。
  • 普通教室のホワイトボード化、プロジェクタ据え付け、書画カメラの常設、WiFiといった基本的な整備は整っている。
  • 一斉画一的な学習指導から個に応じた支援や、学び方についての視点の共通認識が低いまま進んでいる。
  • できる、できないを明らかにした後の生徒への支援の手立てが整っていない。
  • 保護者が定期テストの在り方が変わることに対して不安な面を持っている。
  • 学力調査において低学力層の生徒が多い。
  • 全国平均や府平均から5ポイント以上下回っている教科がある。
  • 大阪市全体でも学力に関しては下位に位置している。
学校情報化の現状 機器等の使用に生徒・教師共に、慣れてきている。手段としてのICT活用に向けて実践例を共有・深化することが必要。
取り組み内容 1年目
  • 単元テスト実施を円滑に進め、生徒・教師・保護者にとってよりよい取り組みとして評価できる仕組みをつくる。
  • 個に応じた学習環境づくりとして、「みんなの学習クラブ」を導入する。
  • 学び方に重点をおき、学習方法のフレームワークを共有する。
  • PBL型の学習チームを編成し、学年の枠を越えて推進する。また、企業と連携して本校の特色にあった探究プログラムの仕組みを構築する。
2年目
  • 個に応じた学習支援を進め、Qubena(数学)といった学習教材の環境をつくる。
  • 別室や家庭と教室を通信機器でつなぐ。
  • 映像教材を学校で作成、共有し、学び直し等の手立てとして活用する。
成果目標
  • 単元テストによって、生徒は学び直しの機会やできないところにより焦点をあてて学習をすることができる。
  • 単元テストによって教師は教科の評価方法を改善する仕組みとなる。
  • 生徒は自らの課題に応じて必要な学習の手立てを考え、選択するようになる。教師も課題を明らかにし、コーチングの視点の向上につながる。
  • PBL型学習の推進に伴い、生徒はもちろん、教師も探究的なストーリーを描きながら授業をつくる力が深まる。これにより、学校経営においても同様に、課題解決の視点をもった教員集団が形成される。
  • 生徒が望めば自主的に学ぶ仕組みを整えることで、与えられたことをこなす学習の習慣から、自己責任で学習する習慣へ変容する。
助成金の使途 iPad 9.7インチ、iPad Smart Cover、プリンター、紙・インク・トナー代、旅費、講師謝金他
研究代表者 山本 昌平
研究指定期間 2019年度~2020年度
学校HP http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=j672488
公開研究会の予定 令和2年2月22日(金)