東京学芸大学附属小金井小学校

第45回特別研究指定校

研究課題

通常学級におけるインクルーシブ教育を実現するICT活用の研究
~学びの多様性を拓く未来の教室づくり~

東京学芸大学附属小金井小学校の研究課題に関する内容

都道府県 学校 東京都 東京学芸大学附属小金井小学校
アドバイザー 田村 順一 帝京大学 教授
研究テーマ 通常学級におけるインクルーシブ教育を実現するICT活用の研究
~学びの多様性を拓く未来の教室づくり~
目的 通常学級におけるインクルーシブ教育を実現するためのICTの活用法を明らかにする。
現状と課題 2016年に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行され、国公立の学校では個々の教育的ニーズに合わせた支援が提供されるようになった。現在では、特に学習に困難を抱える児童に対するICTを活用した支援が期待されているが、通常学級における研究は十分ではない。
本校がこれまでに取り組んできた平成25〜26年度の文部科学省「インクルーシブ教育システム構築モデル事業」や平成30年度の文部科学省「学習上の支援機器等教材活用評価研究事業」等での実績を踏まえ、「ICTを活用して適切な支援を行うことにより、通常学級でのインクルーシブ教育を実現していくこと」についての研究を進め、その実現方法や必要性を広く社会に訴えていくことは、共生社会の実現に向けた重要な取組みであると考えている。
学校情報化の現状 自治体等からの支援は無く、予算状況が厳しいので、外部資金の獲得状況に応じて少しずつ整備を進めている。
取り組み内容
  1. ICTを活用した支援のベースとなる「ICT×インクルーシブ教育」教室の整備。
  2. 通常学級において読み書きに困難を抱える児童へのICTを活用した困りごとの把握(タブレット版読み書きアセスメントの活用)と、それに基づく支援方法の確立。
  3. 学習者用デジタル教科書を、学習に困難を抱えた児童への支援ツールとして機能させる授業の設計と公開。
  4. コミュニケーションに困難を抱えた児童へのICTを活用した支援。
    ①インタラクティブプロジェクション機器
    ②AIスピーカー,AIロボット
    ③学級内SNS,グループチャットツール
成果目標
  1. 「ICT×インクルーシブ教育」教室の構築と稼働、インクルーシブ教育に適したICT環境の明確化→利用実績のレポート
  2. PC版読み書きアセスメント活用のガイド作成→他校での実施による普及
  3. 公開授業及び協議会の実施によりデータを蓄積し、その分析から効果的な授業設計方法を構築→学術誌への論文投稿または書籍化
  4. ①〜③のデバイスについて、コミュニケーションに困難を抱えた児童への影響の測定と有効な活用方法の確立→学術誌への論文投稿
※全体を包括した報告書を作成予定
助成金の使途 電子黒板、ネットワーク対応レーザープリンター、レーザープリンタートナー、旅費、講師謝金他
研究代表者 鈴木 秀樹
研究指定期間 2019年度~2020年度
学校HP http://www.u-gakugei.ac.jp/~kanesyo/
公開研究会の予定
  • ICT✕インクルーシブ教育セミナー
     (7月13日,於日本マイクロソフト品川本社)
  • 研究発表会(1月25日)
  • PCカンファレンス(8月8日)
  • 日本教育大学協会研究集会(10月5日)他