スクールフォトレポート

2020/12/22

西之表市立榕城小学校

JAXA移動宇宙教室〜プログラミング編〜

 10月7日(水)と12月16日(火)の2回に分けて,JAXAの協力により,移動宇宙教室を実施していただきました。
 まずJAXAの方から,JAXAの仕事について説明がありました。その内容はご存知の通り「ロケット・人工衛星などの宇宙・航空に関する研究・開発・利用を日本で行っているところである」,そして「実際にロケットの開発や打ち上げ,人工衛星の利用を行っている」というものでした。
 次に説明されたのは「なぜ,ロケットで人工衛星が打ち上げられるのか?」という問いに対する説明でした。
 人工衛星には「放送衛星」「気象衛星」をはじめさまざまなものがあります。
 そして,その全てが「私たちの生活をより豊かにするもの」であるということ。
 私たちの生活をより豊かにするために人工衛星が打ち上げられているということを学びました。
 子どもたちにとって,一番の驚きは「ロケットの打ち上げには『プログラミング』が用いられている」ということでした。
 プログラミングを活用し,正確な発射,予定していた高度,軌道での衛星の分離など全てがプログラミングで動いており,今回はScratchを活用して,その疑似体験を行いました。
 疑似体験はJAXAが開発したScratchのプログラムを活用しました。
 日本の宇宙開発について知ることができたこと,そして何よりもJAXAの方々と直に触れ合えたことが子どもたちも意欲を2倍にも3倍にも高めてくれた宇宙教室でした。
 本校では現在,Micro:bitを使ったカウントダウンシステムの作成や発射角度装置の開発に取り組んでいます。
学校名 西之表市立榕城小学校
研究課題
JAXA・大学と連携したプログラミング教育での新たな学びの創造
~地域教材を活用した「種子島ロケットプロジェクト」の実践を通して~
都道府県 鹿児島県
学校ホームページ http://www.nishinoomote.jpn.org/yojoes/