スクールフォトレポート

先日「九州地区学校体育研究大会　熊本大会」が開催されました。
器械運動を中心に据え、実践を積みかねており、熊本市小学校体育研究会が作成した「器械運動マスターガイド（以下マスターガイド）」を九州各県の先生方に見ていただく機会になりました。
マスターガイドには、動きのお手本動画はもちろん、技の系統や連続図、課題のある映像など多岐にわたるポイントが示されている。一人一台の端末を活用しタップすると映像が確認できる様になっている。
５年生の「跳び箱運動」の実践では、児童が試しの運動の後に、マスターガイドで手本の動画をすぐに確認し運動の行い方について考えていました。
動きを身に付ける際によりよい動きに向かっていくことは難しさがありますが、自分の映像を手本の映像を比べたり、解決方法の映像を見ることで技能習得に向けた児童の活動が活性化されていきました。
児童はマスターガイドを通して「分かる」「できる」を多く経験することにつながりました。
この学びが、熊本市全体の取組につながっていくよう実践を広めていきたいと思います。

運動と豊かにかかわり合いながら、子ども自らが学びとる体育科学習
～個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を通して～