スクールフォトレポート

本校の３年生は、総合的な学習の時間に「今里小学校の校区におけるユニバーサルデザイン」について調べ、地域の中で誰もが安心して暮らせるまちづくりをテーマに探究学習を進めています。
本実践は、外国にルーツのある方がまちでどのような困りごとを感じているのかを知るため、英語の先生にインタビューを行いました。
しかし、３年生にとって英語で質問することは簡単ではありません。
そこで活用したのが、NTTスマートコネクト株式会社が提供する「3D教育メタバース」の自動翻訳機能です。
児童は日本語、先生は英語のまま話しても、画面上で自動的に翻訳され、互いに母語で会話ができる仕組みです。
子どもたちは、自分の思いがしっかり相手に伝わる体験に驚き、楽しみながら情報を集めることができました。
この学びが、地域の課題解決に向けた次の活動につながっていきます。

メタバースを活用した「心理的距離感の軽減」と「学びの深化」
～仮想空間による双方向的な対話と連帯感を通じた教育モデルの構築～