スクールフォトレポート

　本校では、一人一台タブレット端末のデジタル・インクルージョンを目指して、ICT補助機器を使った授業実践について研究グループを立ち上げ研究を進めています。１０月には、ICT補助機器（モフバンド）を活用した事例検討会を実施し、具体的な活用方法を協議しました。その後、実践を経て検討会の中間報告会をしました。デジタル機器を使用することで自ら手を伸ばして動く姿や活動に反応する速度が速くなったという初期成果についての報告がありました。課題としては、デジタル機器が反応しないということも報告され、次のステップに向けた課題や目標が明確になりました。さらに、空き教室が少ない状況を踏まえ、広い教室を有効活用するために衝立を購入し、設置しました。これにより部屋を仕切り、それぞれの児童生徒が集中して課題に向き合える環境を整備することができました。この工夫は学習効果の向上につながりました。今後も各方面からのサポートを受けながら、ICT補助機器を活用した授業実践の研究推進に努めます。

一人一台タブレット端末のデジタル・インクルージョン
～身体や視覚、聴覚に不自由さのある子どもたちのデジタル活用の平等性の視点から～