スクールフォトレポート

2023/03/15

大阪市立今里小学校

遠隔教育「他者と対話し協働することで養われる多面的な視点」

 双方向オンラインによって遠隔地の地域とつながることで、学びの充実につなげることを目指す。
【学習課題】
 自分たちの村や町の未来の姿について、便利で安全なくらしか、自然を守るのかのどちらを優先するべきかを考える。
【学習方法】
 ①動画教材の内容を確認する。
 ②中心人物の困りごとについて考える。
 ③10年後、100年後の村の未来について考える。
【実践概要】
 学校間交流の前時には、学校放送番組を視聴後、家庭学習において学習課題「村に道路をつくるのか、自然を守るのか」について賛成と反対の両面から考え、ワークシートに記述する。学校間交流時には、協働学習支援ツール(Google Jamboard)上で思考ツールのバタフライチャートを用いて、児童同士の考えを共有する。その後、双方向通信の会議を開催し、相手校の児童と話し合い活動を行う。
 以上の学習活動を通じて、成育環境(都市部で育った児童と豊かな自然環境で育った児童)が大きく異なる児童が、多様な価値観の存在を認識しつつ、自ら感じ、考え、他者と対話し協働しながらよりよい方向を目指した実践である。
学校名 大阪市立今里小学校
研究課題
離島とつなぐ協働的な学びの実現を目指した遠隔教育カリキュラムの開発と評価
~「大阪・長崎・鹿児島」による対話活動の活性化とコミュニケーション力の育成~
都道府県 大阪府
学校ホームページ http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e661456