つくば市立みどりの学園義務教育学校

第50回特別研究指定校

研究課題

一人一人が未来の創り手となるための探究的な学習の在り方
~個別最適なICTの利活用を通した教育DXの実現~

つくば市立みどりの学園義務教育学校の研究課題に関する内容

都道府県 学校 茨城県 つくば市立みどりの学園義務教育学校
アドバイザー 高橋 純 東京学芸大学 教授
研究テーマ 一人一人が未来の創り手となるための探究的な学習の在り方
~個別最適なICTの利活用を通した教育DXの実現~
目的 個別最適なICTの利活用を通した学習DXの実現を通して、一人一人が未来の創り手となるための探究的な学習の在り方を追求する。探究的な学びを通して、社会で生きるための問題発見・解決能力の育成を図りながら、自律(自己選択・自己調整)した探究学習を進める子供を育成する。
現状と課題
  • ・物事を多角的に見る視点が身に付いておらず、物事を多角的に見る視点が身に付いておらず、問題意識をもち、自分の探究したい事象から課題を設定することができない。
  • ・単元全体を1つのまとまりとして学習の見通しをもつことができず、解決の方法や学習の仕方を自己選択・自己調整することができない。
  • ・自分の解決した問題から、次のテーマに広げることができず、問題解決のサイクルを回すことができない。
学校情報化の現状 各教室への大型提示装置が配置されており、子どもたちも自由に使える状況にある。Micro:bitや Minecraftをはじめとしたプログラミング教材を授業で活用している。教職員のICTスキルに差があることが課題であり、職員研修等を計画的に実施していきたい。今後は本学園にSTEAMラボを設置する予定である。
取り組み内容 2年間を通して探究的な学びをつくばスタイル科(総合的な学習の時間)や教科の時間で実践していく。子供たちの学びの選択肢を広げるという意味でも、1年目は教師を3グループ(A:学習支援ツール・デジタルドリル・GIGA端末 B:生成AI・VR/AR C:STAMの視点・プログラミング)に分けてICTを活用した探究の良さを学ぶ。そして2年目にグループの枠を外し、様々な手法を選択しながら、探究的な学びを子供が実践できるようにする。
成果目標
  • ・自分の探究テーマにおける成果物のアウトプットの記述内容の質の向上
  • ・問題発見・解決能力を図る意識調査を実施し、学校全体として全項目で10パーセント以上の変容
助成金の使途 エレコム VRゴーグル VRグラス、PowerDirector 2024 Ultimate Suite アカデミック版、iPad、講師謝礼、ダッシュボードライセンス、OptiPlex マイクロ フォーム ファクター、HERO11 Black Mini
研究代表者 山田 聡
研究指定期間 2024年度~2025年度
学校HP https://www.tsukuba-school.jp/mido/
公開研究会の予定
  • ・令和6年度、令和7年度つくば市研究指定校研究発表
  • ・令和6年度日本教育工学協会全国大会つくばプレ大会
  • ・令和7年度日本教育工学協会全校大会つくば大会