スクールフォトレポート

2026/03/03

国立大学法人広島大学附属三原中学校

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お箏の響きを味わおう リアルの体験をデジタルで補う取組

写真:お箏の響きを味わおう リアルの体験をデジタルで補う取組
本校のある広島県と日本の伝統楽器お箏との関連は非常に深いものです。
広島県福山市は、福山箏を楽器として初めて伝統工芸品と指定しました。
また、福山の箏は日本の箏の70~90%のシェアを誇り、箏の名産地として知られています。

参考URL
https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/fukuyamakoto/

また、お箏の名曲として知られている『春の海』は、宮城道夫の父親の出身が福山であり、彼が失明する前に見た海の風景(鞆の浦)を描写しているのではないかと言われています。

広島にくらす中学生にとって、お箏を学ぶことは非常に意義深く、学習指導要領(中学校音楽科)にも平成10年の指導案の改訂から、3学年間で1回は和楽器を扱うこと、と和楽器を扱う重要性が明記されています。

しかし、音楽室には十分なスペースがなく、3人1組で練習していくので、全員が楽器を長時間触ることができないという現状がありました。

そこで、今年度は、リアルな楽器に触れながら、個人練習する際にタブレットを使用することで、リアルの体験をデジタルで補う取組を行いました。一方で、デジタルで練習している生徒も、目の前の友達が困っていたら「教えてあげたい」という思いがあふれ、思わず演奏している生徒の手元をのぞき込んでいる そんな写真をフォトレポートでお伝えします。

デジタルツールは京都市小学校音楽教育研究会が作成したKoto Ratchを使用しました。
参考URL
https://scratch.mit.edu/projects/557463564/embed

雅楽 管弦『越天楽』の鑑賞で、箏の音色に触れた生徒ですが、やはり実際に楽器に触れてみることでたくさんの発見があったようです。これからも、日本の伝統音楽を親しみ、協働的な学びを大切にしながら、音楽科の資質・能力を高められるような授業を計画・実施していきます。
学校名 国立大学法人広島大学附属三原中学校
研究課題
音楽科における探究的な学びを実現する際の効果的なICTの活用について
~様々な「つながり」の場面を設定することを通して~
都道府県 広島県
学校ホームページ https://www.hiroshima-u.ac.jp/fu_mihara