スクールフォトレポート

2026/01/06

国立大学法人広島大学附属三原中学校

聴く・つくる で民謡らしさに迫る

写真:聴く・つくる で民謡らしさに迫る
本校のある広島県三原市には、『三原やっさ節』という民謡があります。
8月には、三原やっさ祭りという祭りが開催され、そこで『三原やっさ節』に合わせて踊りが踊られます。三原やっさ祭りは今年で50回を迎える、三原市のお祭りでもかなり大きなものです。

また、日本各地にはそれぞれの地域に根付いた民謡が存在し、その曲数は60000曲をこえるものとされています。それらの民謡はどのように成立し、どのように継承されているのでしょうか。また、生活における民謡の役割とは何でしょうか。生活が民謡に影響を与えることはあるのでしょうか。

それらの問いをもとに、本校7年生(中学校1年生)では、『三原やっさ節』を起点としながら、民謡を鑑賞し、比較しながら、民謡らしさに迫る学習を音楽科で行いました。

写真の場面は、授業中に友達と協働しながら民謡らしさを鑑賞し、言語化している場面です。また、「ふきだしくん」というオンラインツールを使って、意見交換しました。「ふきだしくん」の使用により、授業当日に学校を欠席した生徒は家庭で鑑賞し、感じたことやその曲の特徴を「ふきだしくん」に書き出すことができました。オンラインならではの空間を超えたつながりを感じることができた瞬間でした。

また、生徒は民謡を学習する中で、民謡を構成する音階を学び、その音階を使った創作活動を行いました。

授業では、日本の民謡で使われる音階を複数示し、その音階の特徴を実際に音を出しながら生徒と確認したのちに、FIND/47(フォトアーカイブサービス)を利用し、生徒が日本の美しい風景を検索し、「そこからどのような音が聞こえてきそうか」という問いについて考えました。生徒は自分の心惹かれ風景の写真を一枚決定し、その写真から聞こえてきそうな音楽を自分で創作しています。(アップロードしたフォトのQRコードを読み込んでいただくと、生徒の作品を鑑賞していただくことができます。※一定期間を過ぎると読み込みができなくなりますので、ご了承ください)

生徒は民謡を聴いて、つくってみることにより、民謡らしさに迫ることができました。
※民謡を創作する際には、flat for educationを使用しました。
学校名 国立大学法人広島大学附属三原中学校
研究課題
音楽科における探究的な学びを実現する際の効果的なICTの活用について
~様々な「つながり」の場面を設定することを通して~
都道府県 広島県
学校ホームページ https://www.hiroshima-u.ac.jp/fu_mihara