スクールフォトレポート

2025/07/09

国立大学法人広島大学附属三原中学校

絵画から聞こえてくる音楽をつくろう

写真:絵画から聞こえてくる音楽をつくろう
9年生(中学校3年生)での実践を紹介します。
題材の名前は「絵画から聞こえてくる音楽をつくろう」です。

生徒は、音楽科の授業の中でワシリー・カンディンスキーの作った抽象絵画を鑑賞し、どのような音楽が聞こえてきそうか、そしてどのような印象をもったのかということを付箋に書き出しました。

それらの付箋をもとに、4人班で協力して、旋律AとBのキャラクターの異なる旋律(4小節の作品)を創作し、そのAとBを、AABB AABB の32小節の曲として創り上げていく学習を行いました。

興味のある方は、指導案を共有させていただきますので、ご活用ください。
https://drive.google.com/file/d/1qyTnauFfTEE6wZJmh0WHTz29tqaRopnC/view?usp=sharing

AABB AABB の形式としたのは、ラヴェルは自身の作曲した『ボレロ』の中で、楽器の音色を変化させたり、旋律を平行移動してハーモニーを変化させたり、伴奏の楽器を変化させたりして、素晴らしい曲を後世に残したという学習をしたことを生かすためです。

また、中学校音楽科学習指導要領では、創作の事項のところに「課題や条件に沿った音の選択や組合せなどの技能を身に付けること」と記載があります。生徒は、課題や条件の中で自身の創造性を発揮させながらよりよい音楽を創作するために協働して学んでいました。

写真は、どんなふうに音楽を変化させようか、相談しているところです。
今回は、本校で導入しているflat for educationの共同編集機能を使用し、オンラインで共同編集しながら曲をつくりました。オンラインとリアルの対話をうまく活用しながら旋律を創作し、生徒のオリジナリティあふれる作品ができあがりました。

また、今年度は「つながり」ということをテーマに研究をすすめています。生徒が教室内で様々なつながりをもつことができるよう学習を計画し、生徒が音楽の見方・考え方を働かせながら音楽科で育成する資質・能力を身につけることができるように尽力して参ります。

本件につきまして、授業の資料なども提供させていただけますので、ご入用の方は、
inouesh〇hiroshima-u.ac.jp (〇の部分を@に変換してください)にメールをください。
学校名 国立大学法人広島大学附属三原中学校
研究課題
音楽科における探究的な学びを実現する際の効果的なICTの活用について
~様々な「つながり」の場面を設定することを通して~
都道府県 広島県
学校ホームページ https://www.hiroshima-u.ac.jp/fu_mihara