実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に関する助成制度)実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に対する助成制度)

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2009年度1-3月期(最新活動報告)

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研究推進について理解を深めることができた

研究推進リーダー研修会を市教委とタイアップして行うことで,市内の研究主任の先生方に参加していただき,研究推進について理解を深めることができた……活動報告を読む

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最終成果報告会(2010年8月) ● 成果報告書PDF

三和小学校の研究課題に関する内容

学校名

三次市立三和小学校

研究テーマ

論理的に考え表現する力を育てる授業の創造
〜ICTを活用した国語科・算数科の授業改善を通して〜

本実践の
セールスポイント

  • ICTのもつさまざまな効果や特徴を活かし,論理的思考力・表現力の育成をめざした授業改善にチャレンジしている点。

  • 授業改善を充実・発展させるために「校内研修による研究の共有化・活性化」「研究実践の評価・改善サイクルの確立」を研究の柱に掲げ,より多様な視点から学校研究を推進している点。

現状と課題
(申請理由)

 本校では平成19年度に,松下教育研究財団より研究実践助成を受け,視聴覚機器活用の整備・充実を図ることができた。
 算数科では,電子情報ボードを活用し,問題の見通しを持たせたり,考えをわかりやすく発表させることで,数学的な考え方を育成する授業づくりに取り組んだ。国語科では,説明的文章の学習で電子情報ボードを活用し,論理的思考力・表現力の育成をめざした授業づくりに取り組んだ。
 その結果,視聴覚機器を活用した授業改善がすすみ,児童の思考力・表現力にも一定の向上が見られた。しかし,学力調査・児童実態等を見ると,まだ課題も多いことがわかった。
 そこで今年度は,これまでの実践をさらに継続・発展させる必要があると考え,研究テーマを「論理的に考え表現する力を育成する授業の創造〜ICTを活用した算数科・国語科の授業改善〜」とし,研究を進めることとした。

予想される成果

(教師の指導力向上)
  • 算数科・国語科の授業改善がすすむ。
  • ICT授業活用力が向上し,他教科へ応用できる。
(児童の学力向上)
  • 児童の思考力・表現力を高めることができる。
  • 児童のICT活用能力を高めることができる。
(研究の普及)
  • 県視聴覚教育研究大会や,自主公開研究会,プレ公開研究会で公開することで,地域の学校に広げることができる。
  • 研究紀要やWebにより,研究の成果・課題を発信できる。

公開に関する情報

<教育研究会>
平成21年11月27日(金)13:00〜17:00
研究主題
「『論理的に考え表現する力を育てる授業の創造』
  〜ICTを活用した算数科・国語科の授業改善を通して〜」

  • 教科:算数科・国語科(全学級で授業公開)
  • 講演:木原 俊行先生(大阪教育大学教授)

特別研究指定期間

平成20年〜平成21年

都道府県

広島県

研究代表者

愛甲 昌弘(教諭)

学校HP

http://www.miyoshi-miwa-e.hiroshima-c.ed.jp/

アドバイザー

木原俊行 教授(大阪教育大学)