実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に関する助成制度)実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に対する助成制度)

第41回特別研究指定校(活動期間:平成27~28年)

札幌市立 厚別東小学校 /平成27年度4-7月期

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研究課題と成果目標
研究課題と成果目標

取組内容
取組内容

裏話
裏話

成果
成果

今後の課題
今後の課題

公開研究会の計画
公開研究会の計画

アドバイザーコメント
必見! アドバイザーコメント

 

研究課題と成果目標

 

[研究課題]

学習科学に基づく「21世紀型スキル」形成を促す協働学習の開発
~ICT機器を活用した実効性のある学習づくりを通して~

[成果目標]

①評価表(ルーブリック)を活用した自己評価と相互評価

②学習指導要領に基づいた指導計画立案と実施の工夫による「21世紀型スキル」形成の教育活動の提案

③学習成果物を生み出す協働学習のあり方や授業の工夫・改善の具体的提案

④教科学習における「ガイドブックづくり」による研究成果の提示。

⑤次期学習指導要領の実践課題の一提案として、全国に共有していけるような授業モデルの提示。

本期間の取り組み内容/アドバイザーの助言と助言への対応

 

[取り組み内容]

  • iPadを使った提案授業(6月18日:6年「人や他の動物の体」)
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  • 校内研修(iPadの使い方~写真を撮って、TVに映そう)
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  • iPadを使った修学旅行での記録(写真や動画)
  • →その後のパンフレット作りで、写真を活用した。
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  • 放送委員会によるiPad校内放送
  • 理科の実験でのタイムラプス映像の活用
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アドバイザーの助言と助言への対応

  • 自分の調べたことが大事なんだと主張せざるを得ない課題提示。調べたことをどのように出すのかを考えることが必要。
  • →校内研究の中で、日々研鑽を行っていく。
  • 聴く力をもっているので、このあとどのように力をつけていくかが大事。
  • →校内研究で大切にしている交流とも関係させながら、考えて行きたい。
  • 今回示してくれたから考える機会になった。ICTはなくても授業ができる。子どもたちの意欲を拡張していけるものだから、ぜひ活用していただきたい。
 

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裏話(嬉しかったこと、苦心談、失敗談 など)

 
  • iPadが37台になったことで、一クラスで全員が使える環境がつくることができた。1人1台触れられることに子どもたちは、感動していた。
  • 写真を撮る研修では、短い時間ではあったが、みんなで楽しんでくれた。これからも、重荷にならないような研修を取り入れていきたい。
  • ゼロからのスタートなので、どんな物がよいのか、どのようにしたらよいのかを常に探っていた1学期だった。

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成果

 
  • 少しずつではあるが、ICT機器を利用する機会が増えてきている。
  • 今まで行ってきたことが、ICT機器の活用につながっていることを意識してもらえた。
  • まずは、スタートさせることができたことが大きな成果であると感じている。

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今後の課題

 
  • みんなに無理なく、ICTを活用できる環境づくり。
  • 目標をはっきりとさせ、みんなに分かりやすい活動にする。
  • より具体的な活動計画を作成し、学校一丸となって取り組める活動にしていく。

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公開研究会の計画

 
  • 2015年11月26日(木) 全市公開(プロジェクトメンバー授業公開と協議)
  • 2016年12月2日(金)予定 全道公開(授業公開と研究発表と全体会、講演)

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アドバイザーコメント

放送大学 教育支援センター 教授 中川 一史 先生

 
中川先生

札幌市立厚別東小学校の2年間の実践研究がはじまった。

今年度前期は、校内の推進役の先生による提案授業。

本校のテーマにそくした高学年・理科(人体)におけるタブレット端末で考えを伝える場面の授業だった。

筆者からは、理科の授業としてのポイントの助言とともに、プレゼンテーションは、「相手意識」「目的意識」「内容」「方法」の4要素が重要であること、本実践でいうと、それがどのようなバランスであったか、について助言した。

また、「脱・原稿」「資料との関連」「(グループでの)役割分担」「質問力」の段階を意識していくことが今後重要であることについても言及した。

今後、本校は、他の教員の方々にどう広がり、また、日常的に本校研究テーマをどのように共通理解していくかがポイントであると考えている。

 

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