実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に関する助成制度)実践研究助成(初等中等教育現場の実践的な研究に対する助成制度)

岐阜市立本荘小学校 研究課題「心機融合と学びの連続で、児童の確かな学力の育成〜人とICTのよさを生かし、学校と家庭の学習を連携させて〜」

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2010年度1-3月期(最新活動報告)

岐阜市立本荘小学校イメージ

児童に確かな学力を
つけることに力を注ぐ

1月28日「岐阜市の学校教育」公表会にて、2年間の実践発表を行った。今年度は、授業改善の効果的な手立てとしてのICT活用の実践についても紹介した。学習活動については、教科書を活用した……活動報告を読む

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最終成果報告会(2011年8月) ● 成果報告書PDF

本荘小学校の研究課題に関する内容

学校名

岐阜市立本荘小学校

研究テーマ

心機融合と学びの連続で、児童の確かな学力の育成
〜人とICTのよさを生かし、学校と家庭の学習を連携させて〜

本実践の
セールスポイント

児童に確かな学力を育成するため、次の4つに取り組んでいる。

  • 心機融合 :研究全体を通して、人間と機械のよさ、デジタルと       アナログのよさを融合する。
  • 学びの連続:学校と家庭とで、学習を連続したものにする。
  • 教科書活用:児童の身近にある教科書を学習の中心にする。
  • ICT活用:様々なICT機器を教師も児童も当たり前に活用する。

現状と課題
(申請理由)

 本校は平成19年度より3年間、文部科学省の「先導的教育情報化推進プログラム」の調査研究校として校務の情報化に取り組んでいる。この研究で、教師にゆとりを生みだし、児童や指導内容・学習指導に向きあえるようになった。
この現状を生かして、児童に確かな学力を育成したい。そのために、まず、人間のよさと機械のよさ、アナログのよさとデジタルのよさを融合させることで、児童に軸足を置いた学習ができる。そして、教科書やICTなどを積極的に活用し、学校と家庭の学習を融合させることで、児童は"学びの連続"が意欲的にできる。そこで、本研究のテーマを「心機融合と学びの連続で、児童の確かな学力の育成」とした。
具体的には、教師が教える「授業」から児童が求めて学ぶ「学習活動」へと意識改革する。単元ごとに児童が作成した学習計画表にそって学習を進める。1単位時間の学習には、児童の家庭での自主学習をもとに学び合う時間と、学び合いをもとに更に自分の学習をする個の学習時間を位置づける。パソコン室など特別教室を開放し、いつでも自由に活用できるようにする。以上の内容から実践を進めていく。

予想される成果

○学校に対しての成果・効果
  • いつでもどこでも情報を活用して自学自習ができる校内環境の整備。
  • 学習情報のデータベースを家庭でも取り出して学習ができる環境の整備。
○児童に対しての成果・効果
  • ICT機器を活用する能力の形成。
  • 教科書を中心に、学校と家庭との連続的な学びの形成。
  • 自分から求めて学習を進めることで、確かな学力の形成。
○教師に対しての成果・効果
  • ICT機器の操作や指導をする能力の形成。
  • 学校と家庭とで学習を連続させる指導力の定着。
  • 教科書を中心とした学習を展開する指導力の定着。

公開に関する情報

特別研究指定期間

平成21年〜平成22年

都道府県

岐阜県

研究代表者

清水 優子(校長)

学校HP

http://cms.gifu-gif.ed.jp/honjyo-e/

アドバイザー

新地辰朗 教授(宮崎大学)

本荘小学校 財団活動日記の紹介

2011/02/04 1年目で"ICTの便利"を実感。
だから2年目は"ICTのよさを明確にする"

第35回実践研究助成 特別研究指定校の岐阜市立本荘小学校が「学習活動発表会」を実施し、2年間の取り組み成果を1月28日(金)に公開しました。

日記へ
2011/10/13 岐阜市立本荘小学校の授業研究会へ行ってきました
2010/05/10 本荘小学校(特別研究指定校)を訪問しました

本荘小学校の取材記事