これまで授業でどのようにICTを活用するかについて研究を進めてきました
今年度は「かく活動」を切り口に児童の思考・表現の力を伸ばすためにICTをどのように活用するかという、一歩踏み込んだ視点で研究を……活動報告を読む
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2016年度:
都道府県 学校 |
広島県 広島市立藤の木小学校 |
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アドバイザー |
高橋純 東京学芸大学准教授 |
研究テーマ |
ICTを効果的に活用した授業づくりの追究
~授業過程に「かく活動」を位置付けて~ |
目的 |
児童の学力向上に繋がるICT活用を追究する。そのために、授業過程に「かく活動」(「書く」「描く」「TPCへの入力」等、文字や図表による表現活動)を効果的に位置付けその質を深め、ICT活用との関連を明確にし、ICT活用授業の充実・協働学習の充実を図る。 |
現状と課題 |
現状 <ICT活用授業を支える仕組みー藤の木スタイル>
○ ICT活用を位置付けた授業モデル 平成27年度、書く活動の充実に重点をおいて取組んだ結果、書くことへの抵抗が減り、教科の言葉を使っためあてに呼応したまとめをほぼ全員書けるようになった。書く活動にICTを活用することで、書くことが苦手な児童も、自分の思いや意見を表現しやすくなり、TPCを書く活動の支援ツールとして活用できた。 課題<ICT活用授業を支える仕組み-藤の木スタイル>
○ かく活動の定義付け ICT活用との関連付け 教科の言葉のみならず、それらを含むより多くの言葉を蓄え、かく活動を通して思考・判断・表現力を深めること。 |
学校情報化の現状 |
教科指導におけるICT活用に重点をおいて取組んでいる。校務の情報化は、広島市全体で整備されたシステムによる |
取り組み内容 |
<校内研修>
○ 理論研修
○ 学習指導案検討 かく活動を位置付けた授業実践の記録を蓄積する。かく活動を位置付けたICT活用授業モデルを作成する。 |
成果目標 |
<学力検査>
〇 CRT学力検査において、国語の4観点(算数の3観点評価)が、全学年全国比100以上となる。
〇 児童が「かく活動」を通して思考する習慣が身に付き、思考・判断・表現の力が伸びる。 |
助成金の使途 |
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研究代表者 |
島本 圭子 |
研究期間 |
平成28年度~29年度 |
学校ホームページ |
http://www.fujinoki-e.edu.city.hiroshima.jp/ |
公開研究会の予定 |
6月23日 広島市教育センター主催 ICTを活用した授業づくり研修①(授業の実際) 8月24日 広島市教育センター主催 ICTを活用した授業づくり研修②(実践発表、実技演習、模擬授業)【藤の木塾】 11月25日 公開授業研究会開催(広島市授業改善推進校公開研究会を兼ねる。) 12月末 広島市授業改善推進校実践発表会 |